お品書き
特別なお菓子

京染の美
菓銘『京染の美』 京友禅作家、五代田畑喜八氏にデザインをしていただいた笹屋守栄特製の上生菓子です。
(五代 田畑喜八氏直筆デザイン画)
【五代田畑喜八 プロフィール】
1935年京都に生まれる。
文政年間の創業以来、手描友禅の染匠の名家として歴史を誇る田畑家の五代。
祖父、三代喜八(人間国宝)・父、四代喜八に師事。
1995年、五代田畑喜八襲名。

きび餅
裏千家茶道資料館様からのご依頼で、館内の呈茶席にてお召し上がり頂く「きび餅」を製作致しました。
館内の呈茶席では、展覧会を観に来られた方が、抹茶と色々な季節の和菓子を楽しむことが出来ます。
特製「きび餅」は、
お口の中に広がる上質な国産の〝きび〟の風味と、
柔らかい求肥の中の国産〝もちきび〟のもっちりとプチプチした食感がとてもよく合います。
茶道資料館様からのご注文のみとさせて頂きます。

曙の嶺(あけぼののみね)
裏千家茶道資料館様からのご依頼で、
茶道資料館開館40周年・今日庵文庫開館50周年記念特別展にて、お召し上がり頂く特別生菓子を製作致しました。
菓銘は、筒井紘一先生につけて頂きました。

はるかなる
菓銘『はるかなる』
KBS京都・BS11共同制作
「京都紅葉生中継」
~明治浪漫あふれる京の錦繍~
の番組内にて「無鄰菴」からイメージして羊羮を製作いたしました。
「無鄰菴」、かつては山県有朋が別荘とし、庭園は7代目小川治兵衞が作庭した名勝。
羊羮の
一層目の透明な部分で庭園に引き込まれている琵琶湖疏水からの水を、
二層目の卵白を黄・黄緑・橙・紅に染める事により庭園の多彩な木々や苔を、
三層目の羊羮で借景としている雄大な東山を表現。
庭園から東山まで続く壮大さはまさに“はるかなる”。