お品書き
特別なお菓子
京染の美
菓銘『京染の美』 京友禅作家、五代田畑喜八氏にデザインをしていただいた笹屋守栄特製の上生菓子です。
(五代 田畑喜八氏直筆デザイン画)
【五代田畑喜八 プロフィール】
1935年京都に生まれる。
文政年間の創業以来、手描友禅の染匠の名家として歴史を誇る田畑家の五代。
祖父、三代喜八(人間国宝)・父、四代喜八に師事。
1995年、五代田畑喜八襲名。
はるかなる
菓銘『はるかなる』
KBS京都・BS11共同制作
「京都紅葉生中継」
~明治浪漫あふれる京の錦繍~
の番組内にて「無鄰菴」からイメージして羊羮を製作いたしました。
「無鄰菴」、かつては山県有朋が別荘とし、庭園は7代目小川治兵衞が作庭した名勝。
羊羮の
一層目の透明な部分で庭園に引き込まれている琵琶湖疏水からの水を、
二層目の卵白を黄・黄緑・橙・紅に染める事により庭園の多彩な木々や苔を、
三層目の羊羮で借景としている雄大な東山を表現。
庭園から東山まで続く壮大さはまさに“はるかなる”。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風
~美しい日本をホテルが走る~
美しい車窓の眺め、一流の食の匠による料理、洗練された車両、特別な鉄道の旅へ…
「TWILIGHT EXPRESS瑞風」。
その瑞風のツアー、京都・特別拝観の地に選ばれた「等持院」。
等持院にて、このツアーのためだけに催される呈茶席にて召し上がって頂く上生菓子を製作。
「一期一会」。
全てにこだわり、今までにない、「特別な逸品」というオーダーから、熟考を重ね「瑞風」そのものを上生菓子に。
岡山県在住の木型職人に依頼し、約半年間をかけてこの呈茶席での上生菓子のためだけに木型を製作。
職人による情熱・魂のこもった木型はまさに芸術品。
「等持院」自慢の庭園と上生菓子こなし製「瑞風」。 これぞ「一期一会」。